きくちひろき
現在の熊谷ラーメン戦争の発火点とも言える、進化し続ける挑戦的なラーメンを作リ出す、あの元祖一条流がんこ総本家の血筋を引く名店。
久しぶりに日曜の昼下がりに行ってみました。
がんこといえば、この垂れ幕です。
そして、開店の合図の骨ですね。
きくちひろきはラーメン自体も凄く純粋な味で繊細な感覚を感じますが、ラーメンを食べる空間として素晴らしいなといつも思います。
広すぎず狭すぎない店内は静かでゆっくり出来、作りの似たラーメン店に良くある調理場と客席を隔て圧迫感を感じさせる透明板などが無く、お客さんに対しても笑顔とシンプルな応対でラーメンの味を純粋に楽しむための空間作りが自然になされている感覚。
そりゃ、熊谷で一番評判が良い店だなと有無を言わせず納得させてしまう。
ラーメンの味自体も、やっぱりシンプルで味の一つ一つがしっかりわかる。
麺は世間に数あるつけ麺のなかでも普通に見せていながら、ちゃんと個性のわかる麺。
あつ盛りだったからか、クリーム感があるような?ちょっと麺の周りがとろっとした感覚がある(チャーシューの個人的な感触ですが)感じで美味しいです。
スープは魚介系のダシがはっきり出ていて、濃い味のスープです。
食べ進めると段々出てくるごろっとした1cm角くらいのチャーシューの塊が甘くて、濃いスープとのコントラストで、いいアクセントになってます。
ちゃんと味わうとわかるのですが、麺の味もスープを構成するいくつかの味もちゃんと一つ一つわかります。
繊細でシンプルで奥深いつけ麺です。
きくちひろきの全てのメニューのスープの味は普通の状態が濃いということで、濃い味が苦手な人は薄味に変更出来るということです。
● 店名 : きくちひろき
● 住所 : 埼玉県熊谷市本町2-125
● TEL :048-522-9899
● 営業時間 :[平日]11:00- 19:00(スープが無くなり次第終了)
[土曜日]11:00 - 19:00(スープが無くなり次第終了)
[日曜・祝日]11:00 - 19:00(スープが無くなり次第終了)
● 定休日 : 水曜日
● 平均予算 : 1000円